パリジャンらしい装いとは

建築家でファッショニスタのロマン・コスタは、建物の設計とファッションに共通の考えを持っています。それは、プロポーションと色と素材です。

フランス人の中でもパリジャンはバゲットを食べることやベレー帽をかぶることよりも、ファッションの方が得意です。 パリジャンは皆、エフォートレスなスタイルに関してはファッションリーダーといえますが、それは女性だけではありません。 フランス人男性も(スリムジーンズにハリのあるシャツ、磨き上げたシューズを合わせたりして)同じくらい情熱を注いでいます。 そのエフォートレスなスタイルは、すべてが一瞬にして出来上がったように思われますが、物事はたいてい見かけ通りではないものです。

ロマン・コスタは靴オタク(彼は300足所有)ブロガーで建築家、ファッションでは常にプロポーションと色と素材を気にしているそうです。 パリのメンズウェア・ファッションウィーク中に彼をつかまえて、H&M のスプリングコレクションからお気に入りを4例、スタイリングしてもらいました。 

スタイルアイコンはいる?
「セルジュ・ゲンズブール! 彼はフランス人の本物の「勝手にしやがれ」的な態度を取っている。 デニムシャツに Repetto の白のジジと破れたジーンズの彼が、今でもおしゃれに映るのは可笑しいね」

決まったスタイルはある?
「フィットしたジャストサイズのものに、いつもブルーのディテールと変わったアイテムを付けてる。 ファッションは人生と同じで、自分自身をあまり真剣に受け止めちゃいけないってことを覚えておかないと。 僕の H&M スタイルでは、すてきなフェイクファーコートがお気に入りの一つ!」

地球上で お気に入り の場所は?
「本当に好きな場所というのはない、一緒にいたいと思う人たちがいるだけだ。 陳腐な表現だけど本当だよ。 世界で最もつまらない街でさえ、友達や家族、ボーイフレンドと一緒にいれば、自動的にそこが自分の好きな場所になる」

好きな 食べ物は?
「シシリア系の祖母が作る料理で、「ポルペッツ」添えのパスタ。 それは、パルメザンチーズと祖母の秘密の材料をいっぱい使ったミートボールなんだ。 祖母がそれを作るときは、食事の前にそれを隠しておくんだ。そうしないと僕といとこ達が全部盗み食いしちゃうから。 祖母にとって不運なことに、僕たちは隠し場所を知ってたけどね...」

高校生の頃はどんなだった?
「当時の僕はよくクラシックな格好をしていた。ホントはすごくエッジの利いた格好をしたかったけど、その頃そんな服はおしゃれじゃなかったんだ。 中学校時代はミリタリージャケットばかり着ていて、ハイスクールでは大きいハット、スキニージーンズ、エナメルのダービーシューズ。 今だと、皆その格好が普通だと思うだろうけど、当時はしょっちゅうからかわれたのを覚えている」

お出かけスタイルは?
「ジーンズ、黒のラウンドトゥのダービーシューズ、タートルのセーター、ロングコート。 これで日常生活のほとんどの場面に対応できるよ」

ファッションはなぜ重要?
「ファッションは自分が何者であるかを表現する良い手段だ。 フランスの格言で「見かけで修道士にはなれない」とは言うけれど、ファッションが人間性を反映することが良くあることは認めなくっちゃ。 僕は自分が服を着るときも建築と同じように考えている。 プロポーションと色と素材を大切にしている。 ファッションは人の個性を語ってくれる」

時間旅行ができるとすれば、どのファッションの時代に戻りたい?
「原始時代、皆裸だから! いや、もっと真面目に言うと、もっともっと時代を下って、90年代初頭に行きたいと思う。 僕は親が当時着ていたファッション(幾何学的なプリントとハイウエストのパンツ)が大好き。 子供の頃に母が着せてくれたファッションが好きだった。 僕のファッションに対する興味は間違いなく母が与えてくれたものだね」

絶対に手放したくないアイテムは?
「長年持っている Levi's 501 があるんだけど、 一週間前にうっかりシミを付けてしまった。二度と取れないんじゃないかな」

絶対にやめられないファッションは?
「コートは50着、靴は300足持っている。 「やめられない」って言うにはちょっとやり過ぎかな!」

会ってみたい人はいる?‬
「ピーター・ズントーに会いたいね。スイスの建築家で、いつも現象学的な方法でプロジェクトをクリエイトする人なんだ。 彼が設計したビルの中を歩きまわると驚きがいっぱいだ。 今の建築家は自分のエゴを押し出して、人に印象を与えようとする傾向がある。 ズントーはこの傾向から距離を置いている。それは、彼の作品が物語っている。 若手建築家として、それはとても貴重な出会いに違いないと僕は思っている」

今どうしても欲しいものは? 
「今はスペインにいて、夜の10時で、すごくお腹が空いている。 タパスがほしいね!」

最近、ビューティー方面の発見は?
「ビューティー製品はたくさん使うよ! 顔用にアンチポリューションジェル、保湿クリーム、アイクリーム。だけど最近、10分で効果てきめんのすごいマスクを見つけたんだ。 最高!」

アダム・カッツ・シンディグは、Le 21èmeのフォトグラファーです。 Instagram はこちらからフォロー。

 

ロマン・コスタ

OCCUPATION: 設計師/ブロガー

LOCATION: パリ

WEBSITE: romaincosta.com

INSTAGRAM: @romaincosta_  

SNAPCHAT: rophco

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