The Never-ending Story of the Tracksuit

トラックスーツのネバーエンディングストーリー

トラックが帰ってきました! いつも忘れた頃に再評価される、化繊のツーピースの物語です。

その誕生の物語
トラックスーツは、ここ60年ほどの間にさまざまなサブカルチャーや社交界と恋に落ち、いろんな役割を果たしてきました。 アスリートにとっては試合の前後に最適な衣料であり、ヒップホップアーティストにとってはスタンダードなウェアであり、一時期は若いセレブたち(および一部その母親)にとってのフォーマルウェアでした。 ダサいと言いたくなるこのツーピースが、今年は新しいシルエットと文脈でランウェイに再浮上してきて、かつてないほどの存在感を示しています。 

このアイテムの歴史は、1960年代にポリエステルやナイロンなどの合成繊維が開発され、普及してから始まります。 明らかにワークアウト用の服であるトラックスーツは、瞬く間にすべてのプロアスリート(そして趣味でスポーツをする多くの人)にとってのマストアイテムとなりました。 70年代になるとディスコが全盛になり、世界中でダンス、パーティ、より気楽な生き方、カジュアルでリラックスした生活が隆盛になります。 その結果トラックスーツはトラックを離れ、ダンスフロアに進出。多くの場合は元祖ともいうべきモノクロのパンツとジャケットの上下でした。 時を経るに連れ、シャイニーでキラキラしたジャンプスーツへと進化しましたが、カジュアルなトラックスーツのトレンドは残りました。 

80年代初期になりディスコが衰退すると、別のサブカルチャーがこのファッションを我がものにしました。 その着やすさはヒップホッパーやブレイクダンサーを虜にし、トラックスーツにはアイキャッチーなプリントや、ヴィヴィッドなカラー、軽くて通気性の良い生地が求められるようになりました。 ヒップホップシーンのトラックスーツ愛は後年まで強く残りますが、それでも若いミュージシャンのファッションの照準が、バギートラックスーツ、XXL のバスケットボールジャージ、重いチェーンから、ラグジュアリーなストリートウェアとスキニージーンズに取って代わるに連れ、その熱は徐々に冷めて行きます。 90年代になるとトラックスーツは鳴りを潜めますが、2000年頃に若くてリッチな有名人が、以前よりも流行らせたことで大反撃します。

2000年代初期、テレビのリアリティ番組とそこに出演しているソーシャリテが席巻していました。 中でも著名だったのはパリス・ヒルトンで、彼女は筋金入りのトラックスーツファンでした(そして今でもそうです)。 彼女のお気に入りは Juicy Couture のベロア製のもので、『The Cut』誌のインタビューによれば、彼女は Juicy のトラックスーツを一生分持っているそうです。 

パリス(および私たち)にとって嬉しいことに、トラックスーツが帰ってきました! 2016年、このアイコニックなアイテムは、かつてないほどトレンディになっています。ジッパー、レーシングストライプ、ポップアップカラーなど、今のインスピレーションは60年代や70年代から来ています。 それでは、H&M Magazine が厳選したトラックスーツをご覧ください。下からご購入いただけます。 

 

トラックスーツのモデルはデンマーク美人のカミラ・クリステンセン(Le Management)。 ヘアはLok Lau (CLM)、メイクはNina Belkhir (Mikas Looks)です 。

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