When the hoodie became haute

パーカがオートクチュールになったとき

着心地の良いスウェットシャツはアメリカのスポーツ界からパリのランウェイへ、こうして進出したのです。

その誕生の物語
パーカの起源は中世のヨーロッパにあります。修道士の制服がフードの付いたチュニックで、厳しい自然から身を守る普段着でした。

私たちが知っているパーカは、それほど長いつきあいではありませんが、新しくファッションに加わったわけでもありません。 アメリカのスポーツウェアのレーベルChampion は1930年代にパーカ(引き紐とマフ付きのもの)を考案したと主張しています。 そして、スポーツマンや屋外労働者のニーズに合わせて制作され、その分野でのみで着用されていましたが、1970年代、ついに一線を越えてデイリーなウェアとしても広まりました。

パーカはアメリカのストリートやヒップホップ文化に取り入れられました。グラフィティーアーティストが建物の壁に上書きしたりスプレー塗料を使ったりするとき、身元を隠すのにパーカが便利だと発見したのです。 70年代、80年代に街全体がグラフィティーであふれてきた結果、パーカは非行と強く関連付けられるようになりました。 パーカが悪評を得たのはこの頃で、未だにある程度引きずっています。 その評判のため、70年代と80年代にパーカを着るのはかなり大胆なファッションのチョイスでした。 時の経過と共に、その悪評はより好ましいものになっていきました。

ヒップホップ文化が主流になるにつれ、パーカはファッションの必需品となり、1990年代を通して大手ファッションハウスのコレクションで主要な構成要素となりました。 当時、パーカはまだストリート系カルチャー、スポーツ、レジャーと結びついていました。 ラグジュアリーなパーカへと変貌を遂げてランウェイに登場するのは20年後です。

オーバーロングスリーブ、ルーズフィット、派手なグラフィック。2015年、パーカはファッションで最も求められるアイテムになりました。 カニエ・ウェストがYeezy Season 1を立ち上げ、フランスの小さなファッションハウスVetementsが世界で最も話題に上るレーベルとなり、かつてはスポーツチームやティーネイジャーを連想していたアイテムは今やパリのオートクチュール ウィークに登場、(ほぼ)すべての世界的セレブやInstagramインフルエンサーたちが着用する姿を目にすることになったのです。

今、2107年が始まり、まだ最高のパーカはゲットしていないでしょう(手に入れられるでしょうか?)。 ご参考までに、編集部が現在H&Mで発売中のパーカから厳選しました。 スクロールダウンしてお似合いのものを見つけてください。


パーカのモデルはララ・ミューレン(Premier Management)。 ヘアは Lok Lau (CLM) 、メイクは Anya De Tobon (Link Details) です。

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