誕生: Good News x H&M
環境への影響が少ない、ユニセックスなスニーカーのコレクション。
「世界にちょっとした良いニュースを」ベン・タッタソールとニア・ジョーンズが2016年にロンドンで設立して以来、フットウェアブランドGood Newsの目標です。 現在は、バナナの繊維を使用したBananatex® とブドウのビーガンレザーVegea™のような革新的素材をフィーチャーしたスニーカーの新コレクションで、まさにその名にふさわしい存在となっています。 先進的なコレクションは4月1日発売予定です。
すべては廃棄物から始まりました。 フットウェア工場へ買い付けに行く旅の途中、ファッション業界のベテランであるジョーンズとタッタソールは、大量の廃棄物が埋め立て地に直送されるという話をたびたび耳にします。 これが呼び水となりました。 友人同士でルームメイトでもあった二人は、この状況を変えようと決意します。 彼らはリビングルームをサンプル室にして、長期的なビジョン「優しいサステナブルな世界」を目指して毎夜作業を続けました。 現在、Good Newsは、遊び心があるレトロ風なスニーカーとサステナビリティへの確固たる信念で知られるブランドです。
ニア・ジョーンズとベン・タッタソール、Good News創設者で長年の友人同士。
「大胆でポジティブな表現と常に循環性を追求する姿勢を持つGood Newsとチームを組みたかったのです。 変革というH&Mと共通の目標が、デザインのプロセス全体を通して活力を与えてくれました」とH&Mフットウェアデザイナーのダーヴィド・セーデルルンドは言います。
H&Mからコラボの依頼を受けたとき、ジョーンズとタッタソールは、同じ目的を持つ同盟を結ぶ好機を見出しました、目標であるサステナビリティと循環性を共同で改善するチャンスだと感じたのです。 「輪を完成するにはお互いが必要」という共通の信念を持って、デザインのプロセスが始まりました。 今回のコレクションでは、この信念を靴底のカラフルな半円で表現し、両ブランドが協力してサステナビリティと循環性を推進することを示しています。
「このコレクションは活動的でとても楽しいものです。 これまではサステナブルな素材は大麻やヒッピーを連想すると言われ、 悪いイメージが付きまとっています。 革新的な素材を使ってどんなスニーカーを作ることができるのか、限界を超えてスタイルと本質を作り出したいと思いました」とベン・タッタソールは言います。
ユニセックスなコレクションは7種類のスニーカーをフィーチャー。スライダーサンダルはGood Newsの特徴的な70年代風のカラーパレットを使っています。 リサイクルのラバーソール、再生可能なテンセル™リヨセルセルロース繊維、Vegea™とBananatex®を使用したアッパーなど、全作品がよりサステナブルな要素を盛り込んで製作されました。 また、3種類のスニーカースタイルを揃えたキッズコレクションもあります。 どのスニーカーも、廃棄物を減らし、環境への影響を少なくすることを考慮して作られています。
「私たちにとって、可能な限りサステナブルなコレクションを作ることが重要でした。 いつも私たちはルールブックを破り捨てて少しだけ逆行します。 トレンドのムードボードやコンセプトよりもまずは、サステナブルで革新的な素材を第一に考えます。 何を作るかは、手に入る素材で決まります」と、ニア・ジョーンズは言います。
二人はユニセックスなコレクションをクールで楽しいと言います。 カラフルなストライプのスライダーサンダルが断然彼らのお気に入りで、夏のマストハヴになりそうです。 ロートップスニーカーは、ポルトガルのモザイクタイル風のパターンで、テンセル™リヨセルセルロース繊維を使用。 どんな服にも合うクラシックなブラックのロートップスニーカーは、革新のテーマに沿ってBananatex ®を使用したアッパーです。
このコラボで一番誇らしいことを聞かれるとジョーンズは「一大企業にシューズの各パーツを見てもらえたこと。 私たちは共に、ポジティブな変化をもたらす水準を上げました。」と答えました。
Good News x H&Mのユニセックススニーカーコレクションは4月1日、hm.comと限定ストアで発売予定です。*キッズコレクションは4月1日、hm.comと限定ストアで発売予定です。
*コレクションは4月15日、アメリカとカナダの限定ストアに上陸。