メンズトレンド レポート:2023 冬

H&M Manのデザインチームが、今年の冬のルックブックに掲載されるメンズファッションの最新トレンドを独占公開。

メンズルックブックは、そのシーズンの最大のトレンドとキーアイテムを紹介するガイドブックの決定版であり、同時に印象的な着こなし方も教えてくれます。最新号ではインスピレーションあふれる装いを、モダン・サルトリアル、ヘリテージ・リミックス、90'sノスタルジア、ラグジュアリー・アスレジャーという4つのテーマに沿ってカテゴライズ。それぞれの特徴を多様な雰囲気やテイストに対応できる厳選コレクションで紹介しています。 

「H&Mのメンズコレクションは、今季、新たに重要な一歩を踏み出します。製品作りに込められたクラフトマンシップの水準、それに、最終的なスタイルのコンテンポラリーな表現は、特に誇りに思います」とH&M Manのデザイン責任者、ロス・ライドンは言っています。

H&M Magazineとの独占インタビューで、メンズデザインチームは新しいルックブックに掲載されている2023 ウィンターファッションについて、専門的な見解を示してくれました。 

スマート / モダン・サルトリアル

「アイコニックなメンズウェアと現代的なテーラードアイテムを融合させた、今季最もシャープなスタイル。定番アウターと洗練されたテーラーリング、ラグジュアリーなニットウェアを再解釈し、優しく重ね着したさり気ないスタイリングは、伝統を感じさせる異素材感が強調され、コレクションを通して興味深いテクスチャーの遊びが生まれました。

今シーズンは、凄くミニマルでありながら印象深い作品を、あえて提案できたことに満足しています。今回の服には時を経てもずっと変わらない繊細な感性が息づいており、一方でシルエットはとても現代的。その結果、末長く愛用できるアイテムになりました」とH&M Manのスマート・コンセプト・アソートメント・デザイナーのアダム・ゴーフィンは語っています 

カジュアル / ヘリテージ・リミックス

「この冬は、タイムレスな定番メンズウェアを、伝統にインスパイヤされたファッションで、今風のデイリーワードローブ用に再構築しました。実用性とオフィススタイルの美しさに、フォークロア風の柄や上質のコーデュロイ、アイコニックなアウターなど、伝統的な要素をブレンドすることで、着心地よくリラックスでき、それでいてキレイ目コーデに見える究極のレイヤーアイテムができました。 

新作のフェアアイル風セーターは特に注目してほしいです。大胆ですが、非常に着やすいんです。今回のコレクションは、豪華で、よく考えられた本物を感じさせます。以前のシーズンに比べると、モダンでちょっと大人っぽいアプローチのカジュアルウェアになっています」とH&M Manのカジュアル・コンセプト・アソートメント・デザイナーのヨハンナ・ミルヴァートは言っています。

ストリート / 90'sノスタルジア

「90’sとY2Kをオマージュした表現力豊かなこのメンズウェアは、今なお影響力のあるアイコニックなファッション時代のポップカルチャーやサブカルチャーに敬意を表しているんです。音楽、スケボー、ワークウェア、カレッジスポーツの美的感覚を反映した新しいコレクションでは、この冬以降、さまざまなシルエットで再構築されたノスタルジックな「it」アイテムが登場します。

レトロなインスピレーションを、私たちがフレッシュで新しい形に変えられたことが気に入っていて、 その完璧なバランスこそが、今回のコレクションを象徴していると言えます。そして、特にパンツの最新フィットとシルエットがよく分かりました」とH&M Manのストリート・コンセプト・アソートメント・デザイナー、アンナ・リスポリ・ヘリングは言っています。

ストリート / ラグジュアリー・アスレジャー

「H&Mは最新のアスレジャーウェアで、現代のスポーツウェアの美意識を、より研ぎ澄まされた形で表現しました。今シーズン、ボリューミーなパファージャケットは、スキニーなデニムとフレッシュなハイトップスニーカーのモノクロコーデに必須のマストハヴです。重要になるのはコントラストです。イメージは... マットとシャイニー、 オーバーサイズとフィット、 ブラックとホワイト」とH&M Manのストリート・コンセプト・アソートメント・デザイナー、アンナ・リスポリ・ヘリングは言っています。

「このスタイルカテゴリーは今シーズン新たに追加されたもので、メンズコレクション全体を拡張するのに欠かせません。非常に特徴的で、フレッシュで着やすいスタイルは、インターナショナルに通用するファッションです」と彼女は言っています。

2023 冬のメンズルックブックはhm.comで11月9日より閲覧・発売開始です。

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