Prideの世界記録

H&Mが、これまでで世界最大のドラァグブランチでPrideを祝福!

6月10日、H&Mはニューヨークのウィリアムズバーグ店にほど近いブルックリンボウルで、ブランチを開催。このイベントは、Prideを祝福し、LGBTQIA+ コミュニティをサポートする「H&M USA Pride月間」の一部として開催されました。

「H&Mにおけるインクルージョンの文化を、私たちの従業員だけにとどまらず、お客様や、業界のコミュニティにまで広げて行きます」とH&Mアメリカ地区インクルージョンおよびダイバーシティ責任者ドナ・ドジャー・ゴードンは言っています。 「コミュニティのつながりにより、H&MのI&D(インクルージョンとダイバーシティ)が深く関わることができ、後世に残すレガシーが形作られるのです」

このイベントは、「H&M US Pride月間」の一環で、LGBTQIA+ コミュニティにおいて「血のつながっていない家族」が果たしている重要な役割を称賛する「My Chosen Family」キャンペーンの再出発も含まれています。このコンセプトは、ニューヨークとロサンゼルスで開催されるPrideパレードに、公式スポンサーとして参加するH&Mのフロートで披露される予定です。 

「Prideは1年365日サポートされるものですが、6月中、私たちは継続しているこの取り組みを強調します」とH&Mアメリカ地区代表、カルロス・ドワーティは言っています。「コミュニティ内におけるアートと楽しさの重要性が分かるこのような瞬間もあれば、支援がが必要な大勢の人々に、重要なサービスを提供し元気づけているMarsha P. Johnson Instituteのような団体にも、一貫して援助を続けて行きます」

これは、ただのブランチではありません。世界最大のドラァグブランチでした。400人以上が参加し、ギネス世界記録「最も多くの人数が参加したドラァグブランチ」を正式に更新しました。このブランチの収益は、H&M USAがLGBTQIA+パートナーシップの一環として数年間サポートし続けているMarsha P. Johnson Instituteに贈られます。Marsha P. Johnson Instituteは、黒人のトランスジェンダーの人権を保護するNPO団体です。 

H&Mドラァグブランチでは有名なドラァグクィーン数名による、2時間のショーが繰り広げられます。その中にはアクアリアを筆頭にドラゴンシスターズ、ヴェナ・カヴァ、ヴィクトリア・ホリデー、セレナ・ティー、モーリヤ、ジャネルNo.5ら、印象的なクィーンたちが名を連ねています。

Prideそのものと同じく、ドラァグイベントも高まる論争に直面しており、このブランチの目標の一つは、Prideやドラァグのエンターティメントに安全な場所を作ることです。去年一年間だけでアメリカでは、ドラァグイベントが160件以上の抗議と重大な脅迫を受けました。  

「トランスジェンダーのコミュニティやドラァグクィーンのパフォーマンスが悪者にされたり、非人道的な法律の対象にされたりして、社会から排除されている今、私たちのコミュニティのすばらしさを邪魔する努力は無駄だと、この世界記録が示してくれるでしょう」とMarsha P. Johnson Instituteの創設者兼CEO、エル・モクスリーは言っています。

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